第53回右京母親大会が11日、京都中小企業会館で行われ、70人が参加しました。京都母親連絡会の衣笠洋子事務局長が日本母親大会の報告と合わせてあいさつ。農学博士の渡辺信夫氏が「TPPと原発震災 どうする暮らしの危機と再建」と題して講演しました。
 渡辺氏は被災地に行った体験や原発神話の崩壊とエネルギー政策の転換、自然エネルギーを使った生活再建の可能性などをのべました。またTPPへの参加で3世代6人家族の暮らしを例に分かりやすく話し、「仲間を増やし、学んだことを行動に移してこそ初めて学ぶという、知行合一になる」と結びました。
 11月に予定されている「右京子ども祭り」などからの発言のあと、大会アピールを採択しました。(勝浦典子)