原発ゼロをめざす福井集会 「原発ゼロをめざす福井集会」(原発問題住民運動福井県連絡会主催)が20日、福井市のフェニックスプラザで行われ400人が参加しました。日本共産党の吉井英勝衆院議員が「原発依存から自然エネルギーへの転換を」と題して記念講演。集会後雨の中をデモ行進しました。京都からも連帯して参加しました。
 記念講演で吉井氏は、原発事故は▽事前に事故の対策をとらなかった▽地震以降の政府と東電の対応の誤り―という二重の人災であると強調。基礎的データが公表されていないことが、事故への対応に影響を与えていると指摘し、「政府自身が東電が示した事故収束の工程表の評価もできない」と批判しました。
 また、海外メディアの関心が東電の秘密主義について高かったことを紹介し、「原発推進のために安全神話をばらまき、事故などなにが起きても隠してきたことが根底にある」と述べました。
 原発メーカーや大手ゼネコン、鉄鋼やセメントの素材供給メーカー、メガバンクなどの原発利益共同体について、日本の財界の中枢部であり、利益が強力に守られていることを指摘。「原発依存から抜け出すには、再生可能エネルギーの爆発的な普及を」と訴えました。
 賛同人を代表して山本富士夫福井大学名誉教授が開会のあいさつを行い、日本共産党の佐藤正雄県議、「原発に反対する県民会議」の小木曽美和子事務局長ら4氏が報告。佐藤氏は、県民の「危険な原発はいらない」という声が、知事に原発の定期点検後の再稼動を認めないと対応させるなど情勢を動かしていると述べ、「原発をなくすために、さらに世論を盛り上げよう」と訴え。小木曽氏は「もんじゅの廃炉へ大きな声を上げ、子どもたちに原発のない新しい時代を」と呼びかけました。
 連帯のあいさつを行った京都総評の岩橋祐治議長は、「福井のみなさんと連帯してたたかう決意を固めました。原発ゼロを目指して共にたたかいましょう」と訴えました。