山科平和のための戦争展 「第28回山科平和のための戦争展」(実行委員会主催)が22日、京都市山科区四ノ宮の円光寺参道内で始まりました。例年、親子連れやカップルなど約2000人が訪れます。
 今年は、「原発と原爆」、「京都における戦争」、「沖縄問題」、「憲法九条」などをテーマに約120点の資料や写真が展示され、原発事故の恐ろしさや戦時下の苦しい国民生活を告発。「核兵器をなくそう」と訴えるコーナーでは、世界は核兵器廃絶へ向かっていることを紹介しています。
 辻田烝治実行委員長は「展示を通して安全な原発などありえない、いまこそ『原発ゼロの日本を』と訴ったえたい。クラスター爆弾禁止条約など訴えた内容が実現したり、前進するなど戦争展の果たしている大きな役割を感じています。長年、支えていただいている地域の人に感謝したい」と語っていました。
 日本共産党の北山忠生京都市議が訪れ、関係者をねぎらいました。

 同戦争展は23日午後10時まで開催されます。