消費税をなくす会宣伝 消費税をなくす京都の会は15日、京都市下京区西大路七条のスーパー「ライフ」前で、宣伝行動を取り組みました。買い物に訪れた人たちに訴えをしながら、チラシを配り、署名を募りました。
 代表世話人の加藤建夫さんがマイクを持ち、政府が「税と社会保障の一体改革」で消費税を2010年代の中頃までに10%に上げると決めたことを批判。「消費税は大震災で被災した人たちにもかかる過酷な税金です。震歳の影響で日本全体の景気が落ち込んでいるときに消費税を上げると、震災の復興ができないばかりか、日本全体の経済がさらに悪くなり、中小企業の倒産・廃業が増えて、失業者も今以上に多くなってしまいます。震災復興や社会保障の財源は、大企業の内部留保や、大資産家への減税を元に戻せば作り出すことができます。消費税の増税にみんなで反対しましょう」と呼びかけました。
 昼過ぎの暑い中でしたが、「消費税を10%に上げる計画が進められています」と訴えると、驚いてチラシを受け取る人や、寄ってきて入会署名をする女性などが相次ぎました。(調子恵美子)