憲法9条の会原発学習会 東日本大震災と福島原発事故から3カ月目を迎えた11日、「嵯峨・広沢・嵐山 憲法9条の会」とこれに賛同する「太秦」、「常磐野」の各9条の会の共催で「福島原発事故、何が起こったのか?これからどうなるのか?」と題する学習講演会が右京区の嵯峨野生協会議室で開催され、90人を越える市民が参加しました。
 「会」の長砂實代表が「福島の事故は原発村が起こした人災、脱原発村を私たちの力でつくろう。政府民主党が震災復興を口実にした改憲の動きを強めているが、できるとところから運動を拡げよう」と呼びかけました。
 講師の日本科学者会議京都支部の深尾正之氏は、原子力と火力発電の違いや原子炉停止後の崩壊熱、原島原発の事故の特徴や今後の処理方法、将来のエネルギー政策について報告。活発な意見交換が行われました。参加者からは「電力会社の独占的利益が優先され、自然エネルギーの開発が遅れたのはその通りだ」「自然エネルギーへの展望が持てる話だった」などの意見がだされました。
 日本共産党の島田敬子府議も参加しました。(S)