5月中旬から福島県南相馬市の復興支援にボランティアを派遣している日本共産党京都府委員会は、このほど被災者からの聞き取り調査をまとめました。それにもとづき同党福島相馬地区は3日、緊急性の高い19項目を第一次の「要望書」にして、同市に申し入れました。市側は村田副市長らが対応しました。
 同府委員会は、5月17日の口丹地区委員会を皮切りに各地区委員会からボランティア16人を派遣し、主に被災者の要望を聞き取る活動を行ってきました。住民からは「30キロ圏外には何の保障もなく、東電はひどい」「職場が20キロ圏内で職を失った」「子どもが外で遊べずストレスがたまっている」などの訴えが出されていました。(K)