民青シール投票 民青同盟京都府委員会(加藤伸太朗委員長)は4日、京都市東山区の三条京阪駅前で原発と今後の電力をどう転換していくかを問うシール投票と原発からの撤退を求める署名に取り組みました。
 23人が投票し、11人が「原発の数を現状のまま維持する」と答え、原発の削減・撤退を求める意見は8人でした。原発の増設を求める意見が4人ありました。また「政府は今後、再生可能エネルギーの普及に力を入れるべき」は11人、「原子力・火力に力を入れるべき」はゼロでした。
 投票した人たちからは、「再生可能エネルギーに転換できる道がみえれば、原発は減らして最終的には無くすのがいい」(会社員、23歳)、「良い面、悪い面があり、必要じゃないかと思うが安全対策はきちんとすべき」(会社員、28歳)、「自然の力で発電するのがいいと思う」(大学生、21歳)などの意見が寄せられました。
 加藤委員長は「今ある原発を安全にして現状維持し、再生可能エネルギーへの道を進むのがいいという意見が多かった。原発を無くして電力をまかなえるのか不安との声もあった。原発廃止で一致できるように学習会や宣伝活動を行い、運動を大きくしていきたい」と話しました。 
 同府委員会は、11日に京都市役所前で行われる「6.11原発ゼロアクションin Kyoto」への参加も呼びかけました。