京都縦断ぴーちゃり&ピースラン 京都民医連の青年職員らが、自転車とランニングで平和を訴える「2011京都縦断ぴーちゃり&ピースランin京都」(実行委員会主催)が21日、京都市中京区の太子道診療所から綾部市の京都協立病院までの間で行われました。
 ハンドルに「平和」と書かれた小さな旗を付けた自転車や、「核兵器と原発の無い日本と世界へ」、「平和の願いをつないで進め」などの寄せ書きが張られたワゴン車、おそろいのオレンジ色のTシャツを着たランナーらが京都の町を駆け抜けました。
 亀岡アルプラザ前では、核兵器廃絶と沖縄県東村高江地区への米軍ヘリパッド建設中止を求める署名活動に取り組みました。
 「命と暮らしを守る医療や介護の仕事と、人を傷つけ命を奪う戦争とは相容れない」との思いから実施されたもので、実行委員長の尾崎望京都民医連会長(医師)は、「平和を訴えるとともに、福島原発事故に示された原発の危険性をアピールし原発廃止も訴えよう」と述べました。
 「ぴーちゃり&ピースラン」に向けて自転車を購入し,トレーニングを積んできたという中村早恵さんは、「畑仕事の方が手を振ってくれたり、署名活動中に『がんばってね』と声をかけてくれたりし、頑張ろうと気持ちがわいて嬉しかった」と話しました。
 なお22日に綾部から舞鶴協立診療所まで予定されていた「ぴーちゃり&ピースランは雨のため中止になりました。