原水爆禁止京都協議会(京都原水協)は23日、米国の核実験強行に抗議し、オバマ米大統領に要請文を送付しました。
 米国エネルギー省が21日、昨年11月と今年3月に核実験を強行していたとの発表をうけて、抗議したもの。
 送付した文書では、この核実験が、オバマ大統領が「核なき世界を追求する」と公約したことや、NPT再検討会議で合意された「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」という目標から逆行するものと批判し、「貴国政府がいっさいの核実験、核開発計画を放棄し、包括的核実験禁止条約の批准をすすめ、核兵器全面禁止条約実現のためにただちに努力を始めるよう強く求める」としています。