民青同盟京都府委員会(加藤伸太朗委員長)の被災地・宮城県での救援ボランティアに同行している京都民報社・西山頌秀記者の現地ルポです。

 21日で民政同盟府委員会の救援活動は終わりました。22日は午後から京都に向かいます。
 小松正幸さん(50)宅の清掃は、1階・店舗部分の泥までかきだしました。小松さんは「家族4人だけで泥だしをしていたときには20日間で5分の1程度しかかきだせなかった。手伝っていただいて本当に助かりました」と感謝しました。
 3日間の救援活動を終えて、塩田潤さんは「被災地をじかに見て、被災者と直接話をし、被害の深刻さを実感しました。余震も何度かあり怖かったです。力になれてよかった」と話しました。
 本田翔平さんは「はじめはどれだけ役に立てるかと思ったが、救援の手が届いていなかった被災者の支援ができよかったです。もっと多くのボランティアが必要と感じました」と強調しました。
 加藤委員長は「被災地での活動はまだまだ力仕事が中心だとわかりました。被災者の方の思いなどを京都で報告し、今後の救援活動に役立てたい」とのべました。
 私(西山)は、救援活動に危険な作業が数多くあることがわかりました。他の救援ボランティアの人から『京都民報webで救援活動のルポを読んでいるよ』と声をかけられ、お互い励ましあうこともありました。被災者の救援に少しでも役に立てたのでは、と思いました。(11時45分)