新日本婦人の会京都府本部(森下総子会長)は23日、東日本大震災による福島原発の事故を受けて「関西電力」に対し、福井県の高浜原発についての要請を行いました。
 要請は、同原発から10キロ圏内に舞鶴・綾部の両市が含まれ、府民が不安の中にいると指摘し、▽高浜原発を一時停止して安全点検すること▽大震災・大津波発生時に緊急対応システムが完全に作動し、市民・作業員の方たちの安全が確実に守られるか正確に確認し、情報を開示すること▽全発電中、原発への依存度が48%と東京電力を上回ることから、再生可能な自然エネルギーへと転換すること―の3点を求めています。
 関電側は京都支店原子力担当らが対応。安全対策費用の追加などを検討していると答えました。