東日本大震災の被災地へ医師・看護師派遣や医薬品・物資支援活動を行っている京都民医連や京都民医労は17日、府内各地で支援募金の呼びかけを行いました。
 京都市北区の北大路ビブレ前では、宮城県仙台市出身の京都薬科大の女子学生(24)が宣伝に参加。学生は声を詰まらせながら「家族は無事でしたが、まだ安否の分からない友人もいます。現地では物資が届かず、食料を手に入れるのもままならない状況です。関西のみなさんのご協力が必要です。ご支援をお願いします」と訴えました。
 宣伝に参加したメンバーは、民医連が現地で医療活動、物資支援を行っている状況を報告して募金を呼びかけ、次々と募金が集まりました。
 募金した女性(74)は、「本当に被災地は大変だと思います。今私たちが普通に生活できているだけでもありがたい。少しでも被災された人の支援をしたい」と語りました。