TPPは絶対反対です。今度、農協として城陽市議会にTPP参加反対の意見書を政府に提出するよう請願します。
 私もお茶を生産していますが、コメやお茶を好む人は最近少ない。みなさんパンとコーヒーです。安い外国食より地元のいい作物を食べてもらいたいというのが農家の願い。TPP参加は、安ければいいに拍車をかけ、農家の思いをふみにじる結果となるでしょう。
 私は長年自民党支持者ですが、いっとき民主党に期待をしました。自民党がいっぺん痛い目にあい、それまでの政治を反省して、二大政党がよい政策を競い合って進めてくれるものと思ったからです。
 ところが、今の民主党・菅内閣は自民党以上にひどくなった。地方組織がないからか、農家や地方のことなんておかまいなしの独裁政治をしていますね。マニフェストを破り、平気でうそをつく。国民のことを考えてくれているのか。民主党のせいで政治家不信になりました。
 超党派で力を合わせてTPP反対に取り組まないといけない。そのため、私らがもっと声を上げないといけないと思います。同時に地方の政治家からも農業を守るために声を上げてほしいですね。(「週刊しんぶん京都民報」2011年02月06日付に掲載)