府校退職教職員共産党後援会新春のつどい 府立学校退職教職員でつくる日本共産党後援会は1日、上京区のルビノ堀川で「2011年新春のつどい」を催しました。開会挨拶で同会の黒住嘉輝会長は、民主党が国民の期待を裏切り変質してきている現実を明らかにし、「来たる一斉地方選挙では勝利に向け力を合わせてがんばりましょう」と呼びかけました。 
 来賓の府高現職後援会会長の原田久・府高教組委員長は、昨年12月の府高教組の創立60周年記念行事は、組織の若い力を結集して大成功したことを紹介。困難な職場でも、組合加入の二人の青年の力で職場を変えた活動や、開校以来初めて分会の結成を成し遂げた快挙など生き生きとした活動が報告され、大きな拍手が送られました。
 日本共産党府委員会の細野大海書記長が一斉地方選挙を取り巻く情勢について講演。実施した同党アンケートでは、20代、30代の人の回答が多い中に貧困の広がりや未来に対する不安が背景にあるのではないかとのべ、人生を少しでも楽しいと思える社会をつくろうとの同党の訴えに共感が寄せられていると話しました。また、党の政策で、とくに地域経済の再生は大企業の誘致や優遇ではなく、地域に根ざした産業政策、地域の中小企業への援助制度で何十倍もの地域経済の波及効果を生み出した自治体なども紹介しました。そして、国の財政と消費税増税問題、法人税減税など大企業とアメリカに屈した民主党政府の実体、さらにオール与党化した地方政治から国レベルでのオール与党化と、一斉地方選挙勝利の意義についてふれ、「国民と一緒に運動をすすめ、その力で勝利したい」と支援を訴えました。
 交流会では、参加者25人の全員発言で、お互いの近況や活動の報告を交流。途中、ハーモニカ伴奏の歌声で盛り上がり、最後は輪になって「頑張ろう」を大合唱し、「来る選挙をがんばろう!」と誓い合いました。(仲野良典)