消費税をなくす京都の会宣伝 消費税をなくす京都の会と同東山の会は24日、東山区の京都女子大学前で宣伝行動を行い、8人が参加しました。
 ピンクのエプロンやハッピ姿で、「政府は消費税を10%に上げようとして、菅首相は『消費税の増税に政治生命をかける』とまで言っています。若い皆さんの就職が大変なのも、景気が悪いことや、企業が消費税の納税を少なくするために正規の雇用を減らしていることが原因です。これ以上消費税が上がれば、生活も就職ももっと大変になります。増税に反対しましょう」と呼びかけながら、『消費税10%イカン』と書いたチラシを配り、シール投票を行いました。
 大学の試験期間中で、ノートを手に歩く学生も多い中で、19人がシール投票に応じました。「消費税を本当はなくしてほしいけど、なくなったら財源がなくなって大変になるから」と「5%のままで良い」にシールを貼る学生がいましたが、「22年前に消費税が導入される以前は、税収が今より10兆円も多かったんよ。消費税ができてから、モノが売れんようになって、商店街もシャッターが下りているところがたくさんできている。消費税がなくなれば以前のようにモノが売れるようになって、景気が良くなれば税収も増えるし財源もできるようになるよ」と話をすると「それなら、わかった」といって「消費税はなくしてほしい」のところにシールを貼りなおしました。
 また、「消費税をなくしたら、別の税金がつくられるから」と「5%のままで良い」に貼る学生がいて「大企業や資産家にたくさん負担してもらえば良いのでは」と語りかけると「今の政府はそんなことはしないと思う」と、現実を直視する声や「今年、選挙権ができるから、消費税に反対する人に入れます」という学生もいました。シール投票の結果は「消費税はなくしてほしい」が3人、「5%のままで良い」が16人、「増税に賛成」は0でした。(調子恵美子)