日本共産党口丹地区委員会は24日、23日投開票された亀岡市議選挙について声明を発表しました。
 全文は以下の通り。


 一、1月16日告示・23日投票で行われた亀岡市議会議員選挙で、定数26を29人で争う少数激戦のもと、日本共産党は、5819票を獲得し、5人全員が当選することができました。得票は、昨年の参院比例票の1.26倍でした。全体の投票率が、前回から、6.1ポイント後退するという低投票率のもと、前回得票からは549票後退しましたが、得票率は、前回14.89%から、今回15.27%へと前進しました。なお、他の政党では、自民党公認が1人、推薦が2人、民主党が1人、公明党が3人の当選でした。
 日本共産党の5人の候補者の当選のために日夜奮闘していただいた党員、赤旗読者、後援会員、支持者のみなさんのご奮闘に心からのお礼をもうしあげます。
 二、昨年秋に日本共産党が取り組んだアンケートには、市民のみなさんから暮らしの切実な要求が多数寄せられました。そして、「市政に満足している」5%、「暮らし向きが安定している」9%と、政治への鋭い要求が出されていました。今回の市議会議員選挙は、こうした有権者の思いにこたえ、亀岡の暮らしと地域を守るために働いてくれるのはどの議員なのかをするどく問う選挙となりました。
 こうしたもと、日本共産党は、「国保の国庫負担増額を求める意見書の可決」「教育条件改善求める請願の採択」「小規模修繕工事希望者登録制度の実現」など、市民と力をあわせ、市政を動かしてきた議員団の値打ちを訴え、「市民のために働く議員が必要です」と訴え選挙をたたかいました。昨年12月議会で、日本共産党議員団だけが紹介議員となった「子どもの医療費・通院も小学校卒業まで無料化を求める請願」が採択されたことは、市政を動かす党議員団の値打ちを浮き彫りにするものとなりました。
 そして、市民アンケートにもとづき、「6つの緊急要求」を提案、財源も示し、「日本共産党の5人を働かせてください」と訴えました。
 こうした論戦が有権者の心に届き、激戦のなかで競り勝つ力になりました。日本共産党と五人の議員団は、選挙中にかかげた公約実現のために全力をあげます。市民のみなさんの暮らしと地域を守るために全力をあげるものです。
 三、今回の勝利は、党と後援会のみなさんの総力あげた奮闘のなかで勝ち取ったものです。アンケートにこたえた要求実現の取り組み、ビラ・音・電話で有権者に声を届ける活動、後援会員の一人ひとりに働きかけ、にない手を広げる活動、最後まで党の陣地を大きくする活動など、奮闘が広がりました。同時に、選挙戦を通じて、有権者と結びつく日常普段からの活動、根本から自力をつけることなど打開すべき点も浮き彫りになりました。今度の選挙結果から総括を深め、さらに前進をつくりだすために全力をあげる決意です。
 当面、4月に行われる府会議員選挙での原田ていぞう候補の当選めざし全力をあげる決意です。引き続き、大きなご支援をよろしくお願いします。