亀岡市議選(定数26)が16日告示され、29人が立候補。定数3オーバーの少数激戦です。日本共産党は、立花たけ子(67)、ばばたかし(58)、並河あい子(62)、苗村かつよ(55)、田中ゆたか(63)=いずれも現=の5候補は、「暮らしを守るために身近で働いてきた5議席を大幅得票増で必ず」と訴え、全力を上げています。
 同党市議団(5人)が昨年実施した市民アンケートで、暮らしむきについて85%以上が不安を訴えるなど、切実な市民の願いに応える議員・政党が問われる選挙です。保守系会派が引退する現職の後継に候補者を擁立できないなどの下で、民主、自民両党などの現職9人が地域政党「キセキ」を結成。国政への批判をかわそうとしています。
 日本共産党市議団はこれまで、住民とともに国保料の引き下げや子どもの医療費の小学校卒業まで無料化などの実現に向けて奮闘。「市の財政は厳しい中でも基金が17億円と、府内トップレベルのため込みがあり、市民要求は実現できる」と訴え、市や議会を動かしてきた実績をアピールしています。(15時50分)