乙訓革新懇 乙訓革新懇は18日、長岡京市中央公民館ホールで結成30周年記念のつどいをパーテイ形式で開き、71人が参加しました。
 1部のオープニングでは太鼓チーム「天馬空」の演奏が行われ、代表の望田幸男氏(同志社大名誉教授)の開会あいさつにつづいて全国革新懇の谷内口浩二氏、京都革新懇の越智薫史氏、大山崎町前町長の真鍋宗平氏が祝辞を述べました。
 乙訓地域の2市町選挙に立候補する市長候補が決意を表明。長岡京市長候補の小原明大氏は、保育所の待機児童が107人、高すぎる健康保険料を払えない世帯が2119世帯、完全失業者が746人、老人ホームの入所待ちが1440人、そして児童虐待通報が161件あり、この状態を放置したまま府会議員選挙には臨めないと、府会議員候補の公認を取り下げ、引くに引けない思いで立候補を決意したことをのべました。健康保険料の減免や保育所の入所、児童虐待への対応などは市長が変われば実現できるもの。私にこの仕事をやらせてくださいと力強く訴えました。
 向日市長候補のさくらだ忠衛氏はマスコミ発表前の1カ月前から立候補を要請した「新しい民主市政をつくる市民の会」の構成団体の方々と懇談をかさね、たくさんの要求がだされたことや10月の大山崎の町長選挙で真鍋さんが再選できなかったことから、長岡京市、向日市でもだれが出てもダメではないか、といいう閉塞感を打ち破るために敢然と立候補し、勝つために奮闘する決意をのべました。11月に発刊された桜田氏著作の「昔、聚楽座があったー映画館でみた映画」の紹介もされました。
 2部では中平一二三さんがピアノ伴奏で独唱。つづいて団体代表や個人参加の方から「30年前の結成時の話や「国民が主人公の政府」を目標に活動している革新懇運動の大切さがこもごも語られました。(梅林)