亀岡市議会で17日、子どもの医療費無料化を就学前から小学校卒業まで拡充するよう求めた請願が賛成多数で採択されました。一貫して求め続けてきた日本共産党市議団(立花たけ子団長、5人)が紹介議員になっていたものです。
 請願は新日本婦人の会亀岡支部が11月25日、署名3600人分を添えて提出したもの。同市以北の全自治体がこの間、小学校卒業まで拡充していることを指摘し、同市での実現を訴えていました。
 日本共産党の苗村かつよ議員は常任委員会で「予算の少ない他の自治体でも子どものために実施している。亀岡市でも実現できる」と主張。並河あい子議員は本会議の賛成討論で、就学後のアレルギー治療を心配する市民の声を紹介し、「多くの市民が願う施策。実現すべき」と訴えました。
 同支部の福井里美事務局長は、「みんなの願いが一歩進んでうれしい。早く予算化して実現してもらうため、一緒にがんばってもらった共産党議員さんに引き続きがんばってほしい」と話していました。