舞鶴市農業委員会(石束輝己会長)は2日、政府に対し、TPPへの参加断固反対などを求めて要望しました。
 要望書では、「TPPが実行されれば農業が壊滅的な打撃を受ける」として、▽TPPへの参加には断固反対であり、絶対に行わないこと▽PA、FTA交渉について「食料自給率の向上」や「国内農業・農村の振興等を損なうことは行わないこと」という従来方針を堅持すること―などを求めています。
 また、同農業委員会は同日、政府に対し「米価下落に対する緊急対策を求める建議」を行いました。
 同建議では、過剰米の緊急買入れ実施など米価下落対策を講じること▽備蓄米のうち、超古米を緊急に主食以外に処理すること▽ミニマムアクセス米の輸入停止、または大幅な削減を行うこと―などを求めています。