長岡4中校区革新懇準備会は13日、長岡京市内で近藤忠孝弁護士を講師に比例定数削減の学習会を開き11人が参加しました。
 近藤氏は、削減理由の一つに挙げられている日本の国会議員が多すぎることについて、外国の例と比較すると日本がむしろ少ないことや民主党と自民党が2大政党として90%以上の議席を独占することは、憲法13条の「すべての国民は…立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」に反し、民意の切り捨てになるとのべました。
 また、先の参院選挙で、民主・自民の比例代表の得票合計がこれまでの70%台から50%台に減らしたことは、国民が新しい政治の方向を求めているもので今後の希望につながると指摘しました。
 参加者からは、「以前に国会議員の定数を減らしたがその時の理由を知りたい」「少数政党が切り捨てられるが『みんなの党』が大幅削減を言ってるのがわからない」「選挙制度が国の根幹にかかわる大事なことだと分かった」「まわりの人にもっと話をしていこう」など活発な発言が相次ぎました。
 乙訓革新懇の梅林照夫事務局長からは今の新しい民主的な政治をつくるうえで革新懇運動が求められていること、結成30周年を迎えている乙訓革新懇への入会を呼び掛けました。(U)