木津川源流の三重県伊賀市長田地区の産業廃棄物最終処分場をめぐり、下流域にあたる府内4市町村の住民らが三重県庁に設置業者の許可更新をしないよう要請していた問題で8日、三重県は更新をしない決定を下しました。
 要請署名を約4000人分を提出した「木津川流域の環境を守る会」の藤田清代表(80)は、「一歩前進です。しかしまだ有害物質を含む産廃は残っており、三重県に最後まで撤去を求めたい。引き続き運動は続けていきたい」と話しています。