10月31日、和歌山県営紀三井寺球場で秋季近畿地区高校野球大会1回戦が行われ、京都外大西(京都)は智弁和歌山(和歌山)と対戦し、3-6で敗れました。
 京都外大西は3回、智弁に満塁本塁打を含む集中打をあび5失点。さらに8回にも追加点を奪われました。
 京外大西の上羽功晃監督は「経験の差です。投手力をもっとあげていかないといけない」とのべました。先発の松岡潤樹投手は「くやしいです。智弁和歌山ということで力んでしまいました。球威をもっとつけていきたい」と語りました。

 甲子園の常連・強豪の智弁和歌山に対する京外大西の奮闘にスタンドからは大声援が寄せられました。智弁和歌山の応援団は総勢50人の吹奏楽部。これにたいし、京外大西は太鼓一つと掛け声だけ。しかし、その声援は雨をものともせず、ナインを励ましました。
 応援していた後藤陽平さん(1年生)は「甲子園の常連と当たって、とてもすごかった。みんなよくがんばったと思います」と話しました。(K)