京都市議会に提案され、批判が高まっていたホームレスによる空き缶回収を禁止する条例改正案が付託されたくらし環境委員会で、採決が延期(28日)されたことを受け、反貧困ネットワーク京都は同日、「継続審議を歓迎し、さらなる慎重審議を求める」とする声明を発表しました。
 声明では、「改正案は野宿者の生存権を侵害するとして、わたしたちは採決に強く反対してきた」とし、「野宿者の生活実態を踏まえ、適切な労働政策や福祉政策が用意されないまま、改正案が施行されることは許されない」と指摘。「改正案の拙速な採決を阻止するため、さらに運動を広げていく」としています。