広島平和記念公園、大久野島をたずねる・平和の旅 京都子どもを守る会は18、19の両日、『広島平和記念公園、大久野島をたずねる・平和の旅』を行い、小学生5人、中学生1人、大人6人が参加しました。2年越しで準備してきたものです。
 広島の平和資料館では、広島非核の会の人がガイドとして子どもたちにていねいに説明しました。子どもたちは、展示されている遺品の黒い弁当箱やサダコさんの折づるを見て、「原爆が落ちたところに多くの子どもたちが居た」という実感がわかないようでした。
 また、京都市左京区修学院にお墓のある南方留学生オマールさんの寮跡にも献花しました。
 大久野島は化学兵器や有毒ガスを製造していたところで、遺跡保存の会の人が案内しました。今はレジャーの島として放し飼いのウサギと遊んだり、サイクリングやサッカーなどが楽しめるようになっています。親子で参加した人は、「子どもと一緒に平和のことを考えられてよかった」と話していました。戦争体験のある世代からは、若い親や子どもたちへ平和の大切さを語り継ぐ必要性が語られました。(手塚良子)