京田辺市は、1日開会の9月市議会に、子宮頸がんワクチン接種の全額公費助成を計上した補正予算案を提出しました。日本では昨年10月、子宮頸がんワクチンの使用が承認されました。これまでは任意接種であり、3回の接種に合計で約5万円前後の費用が必要でした。
 今回の助成実現で、京田辺市では女子中学3年生に対し、無料でワクチン接種ができるようになります。必要な予算額は450万円(府1/3、市2/3の割合で支出)としています。
 日本共産党市議団は、昨年12月議会の一般質問で、子宮頸がんは予防できる唯一のがんであるとして、女性の命を守るために予防ワクチン接種の公費助成を求め、市民団体といっしょに国会への請願署名に取り組んできました。(増富理津子)