八淵の滝20100731-02.jpg 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは25日、例会「比良・八淵の滝から釈迦岳」を行い20人が参加しました。
 JR近江高島駅からのバスは登山者で超満員、9時30分ガリバー旅行村着。参加確認とストレッチ体操を行い10時10分出発。しばらく行くと遊歩道と別れて、八池谷に下り、ここから八つの滝めぐりが始まります。
 最初が魚止の滝、続いて障子の滝で、飛沫を浴びながら鎖や梯子を使っての岩登りは、スリル満点で、慎重に登る分通過するのに時間を費やしました。
 3番目の唐戸の滝は遊歩道から眺め、4番目の大摺鉢で休憩、隷書体で八淵と書かれてあるという大きな岩の上で記念写真を撮影。5番目がすぐ上にある小摺鉢で、6番目の屏風が淵は切り立った岸壁の間から流れ落ちています。
 7番目の貴船の滝は落差が50メートルもある見事な滝。対岸に渡って梯子と鎖を使ってよじ登ると、最後の七遍返しの滝です。すでに12時が過ぎていましたが、少し頑張って先の川原のやや広い場所で昼食休憩にしました。
 昼食談笑後の山道は急登のオガサカ道へ。この道はオフシーズンとなり葉だけになったシャクナゲの群生地。滝での涼風から一変して汗が吹き出て水分補給をこまめにしました。
 
 比良明神の分岐で左に折れ、風も無く猛暑の中を電波塔からカラ岳へ、みんな少し疲労気味だったので、予定していた釈迦岳はあきらめて下山しました。
 下山路はすでにロープウエイもリフトも撤去され、駅舎の跡だけが風雨にさらされているようでした。山道は荒れて急坂や大小の石で歩きづらく、汗も吹き出る中、イン谷へは16時40分、JR比良駅には17時25分到着。
 滝と夏山を楽しみ、よく歩いた1日でした。(八木)