市田書記局長、成宮候補街宣 日本共産党の市田忠義書記局長・比例代表候補は3日、激戦となっている京都選挙区入りし、成宮まり子選挙区候補とともに京都市内3カ所で訴え。民主党が内部向けに作成したマニフェストQ&Aの中で、消費税増税について「参院選の結果を踏まえて…」としていることをあげ、「結果で判断すると言うのなら、消費税増税に一貫して反対する日本共産党の躍進と成宮候補の勝利で10%への増税ストップの意志を示そう」と支持を呼びかけました。
 激しい雨の中、左京区のスーパー前で演説した市田氏は、菅首相が増税理由にあげる“強い社会保障”について、「社会保障制度を真剣に考えるのなら、後期高齢者医療制度をきっぱり廃止すべき」と批判。国民の怒りの声に押され、低所得者対策の「還付制度」を持ち出したものの対象世帯の所得上限がぶれまくっていることを紹介し、「後で返すとか、軽減税率を計算するぐらいなら最初から増税しなければいい。それが本来の政治家の仕事だ」と強調しました。
 成宮氏は、「消費税増税勢力に京都の議席を独占させる訳にはいかない。定数2の大激戦を追いつき、追い越して勝利し、体を張って消費税増税を食い止めたい」と力を込めました。