日本共産党の渡辺和俊京都府委員長は24日、訴え「参院選公示にあたり、京都の全支部・全党員に呼びかけます」を発表しました。全文は次の通りです。

参院選公示にあたり、京都の全支部・全党員に呼びかけます

2010年6月24日 日本共産党京都府委員長 渡辺和俊

 みなさん。中央闘争本部「訴え」を前提に、私は、京都のことについて呼びかけます。
 「選挙区選挙で各党が激しく争い、その動向が比例選挙に大きく影響する」……これが今度の参院選の大きな特徴です。京都も、過去の立候補状況から一転して、有力5人(成宮さんの他に、民主・自民の現職、民主新人、みんな新人)の多数激戦です。
 みなさんは、「全国はひとつ」で「比例を軸に」党への支持を訴えるとともに、京都選挙区での成宮まり子への支持訴えを独自に強めていただいているでしょうか?「比例で共産党への支持を訴え、これに成宮支持が乗ってくる」だけでは選挙区は勝てませんし、選挙区の訴えをしっかりおこなってこそ、比例の訴えにも迫力が出ます。
 消費税10%=民主・自民「大連立」か、増税許さぬ日本共産党・成宮まり子か……これが、消費税をめぐる京都の候補者対決です。他の候補者は全員「増税派」。選択は〝2つにひとつ〟です。普天間基地問題でも、対決は基地「推進」か「撤去」か、です。「民主・自民の議席独占では、増税反対・基地撤去の府民の声は届かない」「成宮さんが共産党の議席を奪い返してこそ、府民の声が届く」と端的に訴えましょう。
 大切なことはすべて、法廷1号ビラと「担い手ビラ」に書かれています。
 「志位街宣」(6月27日、日曜午後5時~、四条河原町)に向け、法廷1号ビラを一刻を争って配りましょう。全後援会員・読者に声をかけて「担い手ビラ」を3枚ずつ届け、「お知り合いに渡して」とお願いしましょう。初盤の4日間、この2つのビラで争点を一気に浮上させ、担い手を広げ、宣伝と対話の大飛躍で勝利の流れを一気につくりましょう。
 成宮さんに接した人のなかでは、「素晴らしい候補者」「3年ですごく成長しはった」と、共感と思い入れが広がっています。「アメリカにも財界にもハッキリものを言う党」の値打ちを、京都で先頭に立って発揮してきたのが、成宮まり子さんです。25歳の時に京都の青年代表として沖縄のたたかいに参加して以来、京都の平和運動の先頭に立ってきた成宮さん。派遣切りの嵐の中で、京都の大企業に足を運んで「派遣切りやめよ」と抗議し、行政に申し入れ、仕事も住まいも失った人々の救援活動を青年学生とともに進めてきた成宮さん。候補者のこの値打ちは、これまでのビラや後援会ニュース、DVD、「京都民報」WEBなどにアップされた動画や記事を見れば、誰でも豊かに語ることができます。
 党中央は、比例躍進とともに選挙区も勝利をと、27日に続き再度の志位委員長入洛を予定しています。今度こそ、比例30万票獲得で市田書記局長をはじめ5人の全員当選に京都の責任を果たし、私たちの素晴らしい候補者、21世紀に京都の党を代表する気鋭の候補者・成宮まり子さんで、悲願の議席奪還を成し遂げようではありませんか。