開会中の京都市議会5月定例会で、日本共産党の赤阪仁議員が19日、代表質問で、市立看護短期大学の廃止条例案撤回を市に迫りました。
 赤阪議員は、「廃止条例案が再提案されたが、わずか2カ月前の2月定例市会で否決されたもの。大学関係者の声や議会の議決を踏みにじり、短大廃止をあきらめない市長のやり方は異常と言わざるをえない」と厳しく批判。廃止条例案の撤回を迫りました。
 これに対し、門川市長は、「看護短大廃止条例案が2月議会で否決されたことは、真摯に受け止める」としながらも、同短大の廃止は必要なものであり「廃止条例案に理解を」との答弁を行いました。