沖縄連帯宣伝 日本共産党京都府委員会は24日、25日に沖縄県読谷村で開かれる、米軍・普天間基地の即時撤去と辺野古新基地建設の中止を求める沖縄県民大会に連帯して、京都市内3カ所で「日本のどこにも米軍基地はいらない」と街頭から訴えました。
 成宮まり子府副委員長(参院京都選挙区候補)と穀田恵二衆院議員・国会対策委員長が、阪急西院駅前、京福四条大宮駅前、四条河原町の3カ所で宣伝しました。
 成宮氏は、米兵による少女暴行事件を契機とした95年の県民大会に参加した際、宜野湾市のど真ん中を占拠する普天間基地が市民の命と安全を脅かし、経済発展も阻害していることを実感したとのべ、「危険な基地撤去は沖縄県民の当然の願い。政府は移設先探しではなく、アメリカに無条件撤去を求めて交渉すべき。7月の参院選は日本共産党と力を合わせて、基地も軍事同盟もない日本をつくる第一歩にしよう」と呼びかけました。
 穀田氏は、徳之島で行われた移設反対集会(18日)に1万5000人が参加したことに触れて、「京都市で言えば90万人に匹敵する規模。鳩山政権は移設先探しに狂奔しているが、どこに押し付けようとも基地の苦しみは解消されないことははっきりした」と強調。住民を追い出して、奪った土地に基地を建設したアメリカ側の無法に問題の発端があるとのべ、「筋を通して無条件撤去を掲げるのは日本共産党だけ。新しい基地をつくる点では、自民・公明も、与党3党も同じ。沖縄県民、国民の願う方向で政治を変えるためにも、日本共産党を大きくしてほしい」と訴えました。