市田・原田街宣
 日本共産党の市田忠義書記局長が9日、京都入りし、JR亀岡駅前で府知事選での門ゆうすけ候補の勝利と府議補選亀岡市選挙区で同党の原田ていぞう候補の勝利を訴えました。
 250人の聴衆を前に市田氏は、現職候補について、高すぎる国保料を引き下げてほしいという府民の願いに背いて府の補助金を7億円からゼロにしたことや、子どもの医療費無料化が通院3歳まででは不十分と各市町村が拡充している中で一貫して拡充に拒否してきたことを指摘し、「府民の切実な要求にこたえない人に、知事の資格がないことは明らか。『いのちの平等』を掲げ、府民の願いを実現する門さんを知事にしよう」と呼びかけました。
 また原田候補について、「現職候補を府議会で支えてきた会派の人では、みなさんの願いは府に届かない。暮らしをよくしたいという方は党派を超えて、門さんと力を合わせる日本共産党の原田さんを府議会に送り出してください」と訴えました。
 最後に市田氏は、今回の選挙が「民主党は期待はずれ、自民党には戻りたくない」という国民の願いも実現できるものと指摘し、「京都から日本を変える歴史的な勝利にすべく、一回りだけでなく三回りも四回りも支持を広げてください」と訴えました。
 原田候補は、103歳になる父親を介護している経験を紹介。「戦前はお国のためにと働き、戦後は私たち家族を支えるため働いてきた。そんな親父にもっと長生きさせてやりたい。後期高齢者医療制度はきっぱり廃止させるために全力でがんばる」と訴え、国保料の引き下げ、コミュニティバスの充実、保健所の復活などの公約を訴えました。