京都府知事選挙に出馬した医師の門ゆうすけ候補と、官僚出身の山田啓二候補の「マニフェスト」で、子どもの医療費無料化についての姿勢の違いが際立っています。
 現行の府の制度は「通院は3歳まで200円、入院は小学校卒業まで200円」。これについて、門候補は「通院も入院も小学校卒業まで無料に」と明確に公約しています。
 一方、山田候補は「子育て支援医療助成制度を、通院についても小学生を中心に対象を拡大」とし、時期については工程表で平成22年度は白紙、「平成23年度に市町村との協議」「平成24~25年度に(市町村との協議)結果を踏まえ実施」という内容。何年生までか、どんな内容か、いつになるのか―など肝心の問題は不明のままです。(ひ)