20100322-03.jpg 京都ハイクファミリー は17日“ぶらり散策宇治十帖めぐり”を行い、35人が参加しました。
 10時、JR宇治駅前に集合。吹く風は冷たいものの陽ざしは春らしく、駅前の彼岸桜は満開でした。商店街を抜け、先ず、宇治橋西詰めに紫式部像と並んで建つ夢浮橋へ。続いて橋姫神社内にある橋姫からお茶の香り漂う道を平等院へと向かいました。平等院は周辺の木々が剪定されていて、池にうつる鳳凰堂までよく見えました。
 観光センターでひと休みして、名産の宇治茶をいただき、宿木の碑へ。塔の島に渡り、早くも咲きはじめたしだれ桜の前で記念写真の撮影。朝霧橋のたもとにある、宇治十帖モニュメントは光源氏と名づけられた大輪の椿に囲まれ、今がちょうど見頃でした。
 宇治上神社前の早蕨、つづく総角の碑を経て大吉山へ登り、昼食にしました。昼食休憩後、源氏物語ミュージアムを横切り蜻蛉の碑を訪ねました。この碑は2メートル程の自然石に阿弥陀三尊が線彫りされた立派なものです。三室戸境内にある浮舟は見ずに門前でひきかえし、手習、椎本、東屋を見て、2時に京阪宇治駅に着き解散しました。
 今回、95歳の西さんが元気に歩き通された姿に一同敬服。元気をいただけた今年度最後のぶらり散策となりました。(栄)