国領五一郎墓前祭 戦前、治安維持法によって逮捕され、終戦の2年前に獄死した国領五一郎の没後67年にあたる19日、左京区の黒谷墓地にある国領五一郎の墓前で、墓前祭が厳粛に行われました。国領の甥の薫さんと妻・トシ子さん夫婦も参加しました。
 梅田勝会長の開会挨拶に続いて、日本共産党の成宮まり子府副委員長(参院京都選挙区候補)、民青同盟の中川葵府副委員長、国民救援会の大平勲府本部会長、治安維持法国賠同盟府本部の三原哲事務局長がそれぞれ追悼の言葉を述べ、当面する府知事選や参院選の必勝を墓前に誓いました。会議のために代表が出席できなかった京都総評からメッセージが託され、松下嵩京都国領会事務局長が代読しました。
 先日発行された「国領五一郎から学ぶ」と題するパンフレットが参加者に渡され、国領五一郎の「不屈性」「楽天性」「優れた見識と強い責任感」から学び、ともにたたかうことを誓い合い、最後に、ひまわり合唱団・団友会による「同志は倒れぬ」の献歌のなか、全員が焼香しました。(若宮修)