19日の2月定例京都市議会最終本会議で、市立看護短期大学の廃止条例案が、共産、自民の反対で否決されました。
 同条例案は、2011年度末に同短大を廃止するというもの。同短大をめぐっては、門川市長は08年2月の市長選で4年制化を公約。ところが、昨年3月末突如、廃止方針を発表し、学生やOGらの反対運動が広がってきました。1万8000人分の反対署名が同定例会に提出されていました。
 日本共産党の山中渡・市議団長は、「市民の運動や世論に押されて、市長与党の最大会派の自民党が市長提案の議案に反対したことは、画期的なこと」と話しています。