京都保育運動連絡会(藤井伸生会長)は12、13の両日、緊急の電話相談「入りたいのに入れない!保育所ホットライン」を開設し、認可保育所への入所を断られた保護者から、10件を超える相談が寄せられました。、
 相談には保育園長らが応じ 電話をかけてきた西京区に住む母親は、「夫が病気で、生活のために働くしかない。パートの仕事が3月末に決まりそうなのに、まだ、1歳の子どもの入所が決まっていない。どうしたらいいのかあせっている」と訴えました。
 また「1歳の子どもをかかえ、パートで働いている。もっと遅くまで働かないと生活していけないので、保育所入所を希望したが断られた」、「3歳児を預けているが、この間、収入が減ってしまって月5万円の保育料は厳しい」などの相談も寄せられました。
 京都市の新年度の保育所入所希望者は、5804人。これに対して、同市の認可保育所の入所枠は5238人。566人の子どもたちが入所できない事態となっています。
 同連絡会は、「寄せられる保護者の声は切実なものばかり。引き続き、電話相談には応じるので、一人で悩まず声をかけてほしい」と話しています。
 保育所入所相談は引き続き行われます。TEL075・801・8810。