「新美」の定期総会が7日、京都市左京区の教育文化センターで開かれました。1967年開催の第1回新京都美術展の流れを受け継ぎ、会員制の「新美」として再出発して18回目を数えるもの。
 総会では、4月27日から京都市美術館で開催される新美公募展、8月に予定されている「反核平和展」の成功にむけた取り組み、会員の拡大などを柱にした2010年度方針を採択。また、「9条美術の会」をさらに大きくしよう、知事選挙で門ゆうすけさんを勝利させようとの特別決議を承認しました。
 文化行事として松田高治委員長が「絵画の歴史から何を学んだか」と題して話しました。松田氏は、「美術の創作には何よりも平和が大切です。憲法改悪に反対し、国民投票法を凍結させ、創作に励み、新美をさらに光輝かせよう」とのべました。新美展出品作品の合評会も行われました。終了後、12人の新人会員の歓迎交流会が開かれ、親睦を深めました。
 京都原水協、日本・コリア友好美術展のメンバーが祝辞をのべ、日本共産党から成宮まり子参院京都選挙区候補が「平和、自由、豊かな美を求めともに歩もう」と連帯のあいさつを行いました。