日本共産党府議団(新井進団長、11人)は26日、府議会報告・要求懇談会(自治体要求連絡会共催)を開き、府民の願いにこたえない山田府政の問題点を指摘し、府政転換を訴えました。
 同党の加味根史朗府議が2月府議会での山田知事との論戦について報告し、無料低額医療制度を府立病院で実施できるようにすることや、高すぎる国保料への独自助成の実施、子どもの医療費無料化の小学校卒業までの拡充、府外高校生への授業料無償化などの要求に、山田知事は拒否。その冷たい姿勢に、「府民の願いにこたえず、ひとのいのち、子どもを大切にしない府政だ」と批判しました。
 また、知事が、中小業者への固定費補助や住宅改修助成制度の創設などを行わず、国に対して後期高齢者医療制度の廃止や労働者派遣法の抜本改正について意見を述べない態度を批判。 「府民の立場に立たず、国にモノが言えない知事。市町村合併や医師不足、鳥獣被害など多くの問題が生まれています。門ゆうすけさん勝利で、ひと・いのちが大切にされる府政を実現させるために全力をあげます」と訴えました。
 約30人が参加し、「子どもの医療費助成拡充やワクチンへの補助をしてほしい」「鳥獣被害対策を」「地方税機構の問題点が多い。撤回して欲しい」などの意見・要望があり、参加した議員が応えました。