読者の文芸年間賞 京都民報「読者の文芸」の2009年年間賞表彰と懇談会が30日、左京区の教育文化センターで行われ、11人が参加しました。
 表彰式では、京都民報社の昼神猛文編集長が受賞者に賞状を手渡しました。田中礼、八木勲の各選者が「平和や連帯、9条などを真正面から取り上げ、民報歌壇の基軸となっている」「表現やテクニックのレベルが高い。2重3重に意味をかけた深い作品が多い」などと講評を述べました。
 交流会で参加者らは「京都の文化活動の発信拠点として民報に期待したい」「俳句や川柳は鉛筆と紙があればどこでもできて経済的。書きためた作品などは1年間で大学ノート1冊になる。受賞を励みにがんばりたい」「若者向けのコンクールなどを企画してはどうか」などの意見や感想が述べられました。