「より豊かな学校給食をつくる向日市の会」は17日、同市内で「給食まつり」を開き、親子や調理師など70人が給食の試食やバザーを楽しみました。
 まつりは、向日市教育委員会がすすめる保育園・小学校給食の民間委託に対し、手作り給食を守り発展させようと開かれているもの。
 参加者らはツナピラフやトマトとレタスのスープなどを試食したほか、保育園のおやつ作り体験として、ネギ入りのクッキーに挑戦しました。
 同「会」メンバーで小学生の母親である森本瑞恵さんは、「薄味でも素材をいかした調理でとてもおいしい。うちの子はトマト嫌いだけどみんなと食べるとおかわりまでした。効率優先の民間より、新鮮で質のよい給食を提供する学校給食をぜひ残してほしい」と話していました。