民主府政の会左京連絡会は15日、2カ月半後に迫った府知事選で、門ゆうすけ候補の勝利を目ざす「新春ダッシュ集会」を京都市左京区で開催しました。
 300人の参加者を前に門候補は、「現府政の構造改革路線が雇用や福祉を崩壊させてきた」と批判し、「医療・福祉の充実が、府民の命を守るとともに福祉関係の多くの雇用を生み出し、地域の活性化にもつながる。構造改革路線と対決し、『ひと・いのち』が大切にされる政治が求められている。新しい府政実現へ力をあわせよう」と訴えました。
 日本共産党の光永敦彦府議団幹事長が、知事選挙をめぐる情勢と争点について報告し、「府政転換を求める門候補と府民の攻勢的な取り組みで、知事は追い詰められている」と指摘。知事が年頭あいさつで、「昨年を上回る人々がハローワークに生活支援を求め」、「豊かでない現実が重くのしかかってきた」と発言したこと紹介し、「府民の生活悪化と自らの政策の行き詰まりを知事は認めざる得なくなっている。構造改革路線の継続を許すのか、暮らし守る府政に転換するのかが今回の選挙の争点。多いに府民の中にうってでよう」と呼びかけました。
 岩倉病院(左京区)の医師で、京都大学医学部で同級生だった岡江正純さんが、門候補の学生時代のエピソードや人柄を紹介し、「門知事が実現すれば、京都を活性化できる。ぜひ頑張ってほしい」と訴えました。このほか、保育士や2人の子どもを持つ若い母親らが、門候補への期待と決意を述べました。