近畿いっせい宣伝 日本共産党は8日朝、今年初の近畿いっせい宣伝に取り組み、京都府内ではJRや私鉄の駅頭、ハローワーク前などで実施しました。成宮まり子参院京都選挙区候補は、京都市右京区の阪急西院駅前で「総選挙で変わった政治を、参院選でもっと前にすすめよう」と呼びかけました。
 成宮氏は、昨年1年間で若者とホームレス支援のボランティアに取り組んだ経験を紹介。昨年末に不況や「派遣切り」で職を失い、路上での生活を余儀なくする人が増えていると報告し、派遣労働者をすぐ首切できる労働者派遣法の抜本改正が急務と指摘。「鳩山政権は法改正を先送りしている。ただちに『派遣切り』をやめさせて雇用を守るために、抜本改正をすすめます」と決意を述べました。
 また、国で子どもの医療費を小学校まで無料化や大学で給付型奨学金を創設するなど「安心して子育てできる社会に変えます。政治をもっと前にすすめるために、参院選ではご支持よろしくお願いします」と訴えました。
 加味根史朗府議は、府が誘致した「トステム」綾部工場の閉鎖問題で、現知事の対応を批判。「大企業の顔色をうかがうばかりで府民の生活を守ることを優先しない。門ゆうすけさんと一緒にひと・いのちを守る府政に転換しよう」と呼びかけました。