20091219-03.jpg 京都弁護士会は19日、京都市役所前で「いのち健康大相談会」を開き、雇用や生活保護、医療などの相談に弁護士や医師など70人が応じました。生活困窮者のための炊き出しや衣類の提供も行われ、多くの路上生活者らが列を作りました。
 会場には多数のテントが設置され、「生活保護」「医療・健康」「年金」など弁護士らが個別に相談に応じました。
 派遣切りにあい、現在は京都駅で寝泊まりしているという男性(60歳代)は、「仕事を見つけたい。見つかるまでどうやって生活すればいいか相談に来ました」と話していました。
 半年前に骨折したという男性(70歳代)は、医療保険によるリハビリの日数制限で「リハビリが中断となり困っている」と話し、医師からアドバイスを受けていました。
 炊き出しや支援物資を受け取った人たちは「温かい物が食べられてうれしい」「寒さが厳しくなって、衣服に困っていた。助かります」と話していました。