行政刷新会議の「事業仕分け」で、若手研究者養成のために日本学術振興会が行う「科学研究費」「特別研究員事業」への補助金予算が縮減されたことに対し、「日本史研究会」(代表委員、高橋昌明神戸大学名誉教授)が14日、見直しを求める要望書を鳩山由紀夫内閣府行政刷新会議議長らに提出しました。
 同研究会は、会員2999人をもつ、日本史学最大規模の学会。要望書では、同事業について、「日本史学を含む、日本の学術の発展にこれまでも大きく貢献してきた」と指摘。予算縮減の見直しとともに、「中長期的な若手研究者育成・支援策」を求めている。