門知事候補、キャラバン宣伝 「民主府政の会」の門ゆうすけ知事候補は12日、府内各地を回るキャラバン宣伝をスタート。各地で街頭から「構造改革路線の府政を転換し、京都を再生したい」と訴えました。
 宣伝スタートの左京区高野イズミヤ前では150人の聴衆が見守る中、門候補は、「1人の命を救うために懸命に努力する医療の現場に立つ者として、自殺者が毎年3万人を超える今の社会のあり方を変えたいというのが立候補の原点」と強調。現府政が、「構造改革」路線に「同感」として、府立洛東病院の廃止や保健所統廃合を強行した一方で、天瀬ダム再開発や畑川ダムの建設を進めていることを批判し、「今の京都府には、医療・介護、経済・雇用、子育て・教育の3つの再生が必要。府庁あげて府民、市民の中へをスローガンに住民、職員と力合わせて京都の再生を実現したい」と力を込めました。
 「民主府政の会」代表委員の久米弘子弁護士は、「『構造改革』路線はもうごめん、というのが府民の声。暮らし、命のかかった来年の知事選挙で府政転換を実現したい」とのべ、同会に政党として参加する日本共産党の光永敦彦府議は、「一票で政治が変わる時代。門知事実現で京都から新しい政治を発信しよう」と呼びかけました。