一方的な工場閉鎖が計画されている、アルミサッシ最大手・住宅建材の大手メーカー「トステム」の綾部工場で、労働者たちが10日に労働組合を結成し、一方的な工場閉鎖を止めることや労働者の雇用確保などを求めて団体交渉を申し入れました。
 結成された労働組合は、「トステム」綾部工場に勤務する労働者らでつくる「全日本金属情報機器労働組合(JMIU)京滋地本部機械金属支部トステム綾部分会」。
 同労組は11日、「トステム株式会社」と「トステム綾部株式会社」に対して団体交渉を申し入れました。要求書では、労働組合との協議や合意なく一方的に工場閉鎖を実施しないこと▽労働者の合意なしに一方的に勤務地配転を行わないこと▽配転後の労働条件について協議し、合意を得ること▽退職者は同社の責任で全員の再就職をさせること▽退職金の割り増しについて協議すること―などを求めています。