京都ハイクファミリー 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは8日、例会『須磨アルプス』を行い20人が参加しました。
 山陽電鉄須磨浦公園駅に9時40分に集合。受付、体操を終え10時に出発。公園には六甲全山縦走大会出発地点の横断幕が掛けられてあり、須磨から宝塚までの56キロを歩くために2000人が朝早く出発していったということでした。
 公園からいきなり段差のある階段を登ること25分、展望台公園で一息。眼下には海釣り公園や神戸の市街、美しい海岸線が手に取る様に見えます。アップダウンを繰り返しながら鉢伏山、旗振山、鉄拐山の頂上を通過。いつも美しい海が見える尾根道、源義経の須磨一の谷の坂落しとされる場所は海を見下ろす急斜面になっています。
 11時30分おらが茶屋で少し早い昼食にして、12時10分出発。急な階段を下り高倉台団地の中を通りぬけて、標高差140メートル、尾根に続く400段の急階段はきつく、途中で一息入れて登りました。栂尾山の展望台からは歩いてきた山々や、霞の中に明石海峡大橋が見えました。
 三角点のある横尾山からは須磨アルプスといわれるルートで、風化した花崗岩が露岩しています。急階段や馬の背、鎖場を全員慎重に通過して、東山からは奇岩の須磨アルプスの全景を眺めることができ記念写真を撮影。
 下山は妙法寺へ下る予定を、地元の友人のアドバイスで板宿のルートに変更。早い椿が咲いていていい道でした。板宿駅に2時40分に到着し解散。山あり、海あり、歴史あり、鎖あり、階段ありの変化に富んだ楽しい山行きでした。(西村)