20091017-02.jpg 来年5月に核不拡散条約(NPT)再検討会議が行われるアメリカ・ニューヨークに京都からの代表派遣と国際署名を推進するための「学習と交流のつどい」が16日、京都市中京区のラボールで開かれ、30人が参加しました。主催は原水爆禁止京都協議会。
 同協議会の小杉功事務局長は、ドイツのウェスターウェレ自由民主党(FDP)党首が9月に同国内にあるアメリカの核兵器の4年以内の撤去を要求したことやベルギーの議会が米戦術核兵器の撤去を求める書簡をアメリカに送付したことを紹介し、「ヨーロッパをはじめ、世界が核兵器廃絶に向けて大きく前進している。NPT再検討会議で核兵器廃絶条約の交渉開始、締結に向けて京都から50人以上をニューヨークに送り出そう。国際署名25万筆をめざそう」と呼びかけました。
 参加者からは「日本が被爆したことを知らない人がたくさんいると思う。まず、知ってもらうことが大切」「舞鶴港非核化にむけて運動を広げたい」などの意見が出されました。