自治体労働者と教育労働者らでつくる「6者合同闘争委員会」(京都自治労連、京都府職労、京都市職労、京教祖、京都市教協、府立高教組らで構成)は2日、京都市左京区で京都府知事選挙勝利をめざす「第1回全体会議」を開き、「門ゆうすけさん勝利で府民のいのちと暮らしを守る府政に変えよう」と誓い合いました。
 来年春の京都府知事選挙に立候補を表明している「民主府政の会」の門ゆうすけさんが、「立候補表明後、自治体首長や医師など幅広い個人や団体を訪ねています。医師として、民間と公立が力を合わせて地域医療・医師不足の問題などを解決させていきたい。公務員の信頼を回復させて力を合わせ、府民のいのちと暮らしを守る府政をつくっていきたい」とあいさつしました。
 京都府職労の森吉治委員長が府知事選挙の意義や府政の情勢について報告。森氏は、山田府政がこれまで市町村合併押し付けや府の地方機関統廃合、税務共同化などの効率最優先で府民切捨てを行う構造改革路線をすすめてきたことを批判。また、民主党政権ができ、後期高齢者医療制度や障害者自立支援法廃止、高校授業料無料化、淀川水系ダムの見直しなどの府民の要求を実現できる状況にあることを解説し、「構造改革で地域、医療、雇用などが大きく破壊されています。門ゆうすけ知事実現で、府政を転換し、医療や雇用、地域を守る政策を実現させ、人・いのちが大切にされる府政をつくりましょう」と訴えました。
 各団体から「市町村合併などで地域が大変になっている」「教員の長時間過密労働をなくし、30人学級を実現して欲しい」「公立病院の独立行政法人化など医療の改悪がひどい。門さん勝利で、府民のための政治に変えたい」などの発言があり、「10・9府民大集合」の成功、門ゆうすけさん勝利を誓い合いました。